ホームページの制作またはリニューアルを考えている宿泊業の方へ。競争が激しい旅館・ホテルの世界で、お客様に選ばれる秘訣は「独自の魅力をしっかりと伝えること」にあります。

そこで今回は、宿泊施設のホームページに必要な構成（ページ）について、わかりやすく紹介します。お客様が求める情報を的確に届け、宿泊施設の魅力を最大限にアピールしましょう。

客室案内ページ

客室（部屋）に関するページは、訪問者に旅館やホテルの魅力を伝える重要なセクションです。写真や動画を通じて客室の雰囲気を伝えましょう。宿から見える景色やデザイン性の高い空間など「ココに泊まりたい！」と思うような憧れの宿を演出してください。

あわせて常備品・消耗品の情報も掲載すると、宿泊を予定している方が荷物を考える際に役立ちます。

• 広さ（㎡）
• 最大人数
• 禁煙 / 喫煙
• 寝具（ベッド / 布団や、ダブル・ツインなどのサイズ）
• 家電製品（テレビ、冷蔵庫、Wi-Fiなど）
• ルームアメニティ（シャンプー・歯ブラシ・スリッパなど）

温泉ページ

温泉ページでは露天風呂・貸切風呂・家族風呂・大浴場などの情報をまとめます。

• 入浴可能な時間帯
• 貸切風呂や家族風呂の予約方法
• 設備（ドライヤー、ロッカー  / かご、ベビーベッドなど）
• アメニティ（綿棒・クシ・化粧落としなど）
• 注意事項（入れ墨やタトゥーのある方の利用制限など）

できるかぎり詳細に掲載し、宿泊者が快適に過ごせるようにします。また、源泉名や泉質・効能についての情報も提供すると、温泉好きの関心を引けるでしょう。

お食事ページ

お食事ページでは、夕食や朝食・アラカルト料理などのメニューを詳細に紹介します。食事どころ（レストランや食堂など）の雰囲気を伝える写真も掲載し、食事のシーンを想像させます。

特に、季節ごとに変わるメニューの紹介は重要です。その時期の旬の食材や特色を感じられるようにするために、写真を定期的に更新しましょう。ページを見ている方の期待を高め、宿泊先に選ばれる確率を上げてくださいね。

宿泊プランページ

宿泊プランページには宿泊に関わる費用をまとめます。宿泊料金の詳細に加えて、追加料金やオプションについても詳しく案内しましょう。

• 子供料金（幼児は大人の50%、小学生は大人の70%など）
• キャンセル料金（当日：100％、前日：80％、2日前～7日前：30%など）
• 記念日オプション
• 別注のお料理
• マッサージ、エステ

初めてホームページを訪れた人でも料金体系を理解できるように分かりやすく整理しましょう。

お知らせページ

お知らせ（新着情報）ページでは、イベントやキャンペーンの案内を行い、サイト訪問者の関心を引きつけます。

• ライトアップやイルミネーション
• クリスマスイベント、七夕イベント
• 柚子湯、氷水風呂の開始時期
• 季節のメニューの開始

旅館・ホテルの独自の魅力を際立たせ、リピーターや新規のお客様を獲得する効果が期待できるでしょう。

よくある質問ページ

よくある質問（Q&A）ページでは、お客様から頻繁に寄せられる質問に対して答える形のページです。宿泊施設の場合、以下のような質問を載せるとよいでしょう。

• 部屋にお風呂・トイレは付いていますか？
• 部屋のアメニティ・備品には何が含まれますか？
• 無料Wi-Fiは利用できますか？
• チェックイン・チェックアウトの時間は何時ですか？
• ペットとの宿泊は可能ですか？
• おすすめの周辺観光スポットを教えてください。
• 近くにコンビニはありますか？

施設案内ページ

施設案内ページは、旅館やホテルの基本情報を一覧化する重要なページです。

• 住所
• 電話・FAX
• 交通アクセス
• チェックイン / チェックアウト
• 総客室数
• 館内施設（レストラン・温泉・ジムなど）
• 駐車場
• 宿泊料金
• 支払い方法（クレジットカードや現金など）

さまざまな情報を一つのページに集約すると、サイト訪問者が知りたい情報をすぐに見つけられます。

交通アクセスページ

交通アクセスページは旅館・ホテルまでの行き方をまとめたページです。Googleマップを使用して、宿泊施設の正確な位置を示しましょう。

また、交通手段別に説明してあげると親切です。

• 車でのアクセス：主要な高速道路や主要道からのルート、所要時間
• 電車でのアクセス：最寄り駅からのルートや所要時間、電車の頻度
• 路線バスでのアクセス：バス停からの道のり、バスの運行時間や頻度
• 送迎バス：送迎バスの運行有無、時刻表、乗り場

交通手段に関する疑問を解消できれば、旅行を計画している人も安心するでしょう。

周辺観光ページ

周辺観光ページでは、旅館やホテルの近くにある名所や観光スポットを紹介します。

• 地域の有名な観光地
• 歴史的建造物
• 自然景観
• 文化施設

「近場に興味深いスポットがあるなら泊まってみよう」という潜在顧客の意欲を引き出し、宿泊施設選びの決め手になる可能性が高まります。

まとめ

今回は宿泊施設のホームページに必要な構成（ページ）を紹介しました。この記事を参考に、独自の魅力が存分に伝わるよう、コンテンツを検討してみてくださいね。

旅館・ホテルのホームページ制作でお困りなら、私たちジェイ・マックスにお気軽にご相談ください。弊社はデザイン・撮影（写真、動画）・制作・運用まで一貫して行っています。皆さんの想いを形にし、成果を実現するお手伝いをさせていただきます。